4月下旬に石垣島に行ってきた際に体験ダイビングをして最高だったのでその備忘録。
人生初ダイビングや、石垣島でのダイビングを検討している人の参考になれば嬉しい。
参加した体験ダイビングツアー概要
石垣島ではたくさんのダイビングツアーが開催されているが、今回、こちらのシージャック ダイブファミリーさんのツアーに参加した。

ツアーサイトやGoogle mapの口コミが良かったのと、人生初のダイビングで不安もあったので『1ガイドに1グループもしくは4名様のお客様』の少人数制というのが決め手になった。
ショップのGoogle mapはこちら。
持ち物は水着(予め着用)・タオル・サンダル・着替え・飲み物。防水バッグを貸してもらえるのでサングラスやスマホも海上に持っていくことができた。
ただ万が一濡れることも考えて、念のためスマホは防水スマホケースに入れておいた。
そのほかに必要な機材は全て貸してもらえる。
船に乗る際に膝下くらいまで海水に浸かるので、濡れても大丈夫なビーチサンダルなどがおすすめ(もちろんウェットスーツに着替えてから船に乗るので服装は何でも大丈夫)。
当日の受付時に写真を撮ってほしい旨を伝えると、ダイビング中にインストラクターさんが水中カメラで撮影してくださった。
初心者の自分が撮影しながらダイビングをするのは到底不可能だったので、このサービスは本当にありがたすぎる。
たくさん写真を撮ってくださって、無料なのが申し訳なくなるほどだった。
撮っていただいた写真はAirdropで自分のスマホに送ってもらった。
この投稿に載せている写真は全てインストラクターさんが撮ってくれたもの。
思っていたよりも気温が涼しく最高気温が26度程度だったが、寒さを感じることなくダイビングをすることができた。
当日の様子【ダイビング前】
午前のツアーに参加したので、集合時間の8:15少し前くらいにショップに到着。
着いてからは緊急連絡先や健康状態などの同意書を記入し、水着の上にウェットスーツを着て、フィンを受け取った。
女性はワンピースの下に水着を着ておくと着替えやすくておすすめ。
防水バッグに海上に持って行く荷物を詰めて、それ以外の荷物は施錠できる棚に置いておいた。
当日の参加者はライセンス持ちの経験者が3名、ライセンスなしが私含め5名の合計8名だった。インストラクターさんは経験者3名に対し1名、私たち2人組に1名、その他の3名に1名の合計3名だった。
参加者の中でダイビングが人生初なのは私だけだったけれど、インストラクターさんがほぼマンツーマンでついてくださったので安心して参加できた。
船に乗って10分ほどで最初のダイビングスポットに到着。
海に入る前に船上で、海中での基本姿勢やひっくり返りそうになった時の対処法、マスククリアのやり方、ハンドサインなどを教えてもらった。
その後、タンクなどの機材を身につけて、初心者のメンバーはこの最初のダイビングスポットで呼吸の練習をした。
まずは船の梯子につかまった状態で顔を水面につけて口呼吸の練習。
水面近くで練習している時の様子↓

慣れてきたら少しずつ海に潜っていき耳抜きの練習。幸い、自分は耳抜きをしやすい体質らしく、そんなに苦労せずに耳抜きをすることができた。
インストラクターさんがずっとついて丁寧にサポートしてくださるため、安心して練習できた。
ダイビング① 目の前に広がる珊瑚礁と色とりどりの魚に感激
呼吸に慣れてくると次第に周囲を見る余裕が出てきた。
海は澄み渡っていて目の前に珊瑚礁が広がり、色とりどりの魚たちがたくさん泳ぐ光景に心が躍った。
クマノミもすぐ目の前を泳いでた。

珍しいらしいコウイカも見ることができた。

何度か息苦しく感じることがあったが、ダイビング中に呼吸が苦しくなるのは息を吐き切れていないかららしいので、呼吸が苦しくなってきたら息を吐くことに全集中した。
息を吐き切るようにしていると徐々に息苦しさが落ち着いていった。パニックにならないのが大事。
初心者の自分は無意識に手で水をかいてしまっていたが、ダイビングで泳ぐときには基本的に手を使わないのが正しいらしい。フィンをつけた足の方が手よりも圧倒的に推進力があるので、泳ぐ際は足を大きくゆっくり上下に動かすのがポイントっぽい。
ダイビング中は時間の感覚がなかったのでどれくらい潜っていたのかはよくわからないが20〜30分ほどだったような気がする。
ダイビング② マンタの神秘的な姿に感激
15分ほど船で移動してマンタが見れる可能性が高いスポットに到着。
マンタを見られるかどうかは運次第らしいが、幸いなことに今回は3枚のマンタを見ることができた(マンタを数える単位は「枚」らしい)。
マンタとの写真をインストラクターさんが撮ってくださっていた。感謝。

岩陰に隠れながらマンタが悠々と泳ぐ姿を見ていたが、本当に神秘的な忘れられない光景だった。
当日の様子【ダイビング後】
船上に全員が戻ってきたら、出発地点の浜に向けて移動開始。15分ほどで到着した気がする。
ショップに戻ったらウェットスーツを脱いで洗って返却。
シャワーを借りられるのでシャワーを浴びて海水を落として、着替えて終了。
脱水機も借りられたので、水着を真水で洗って脱水をかけた。
冒頭にも書いたが、撮っていただいた沢山の写真はAirdropで送ってもらった。
この時点でたしか時間は12:30くらいだったと思う。午後のツアー客がショップに集まり始めていた。
船酔い対策メモ
実はダイビング②のマンタスポットに潜る前に船酔いした。
多くのダイバーが潜るとマンタがこのスポットを訪れてくれなくなってしまうため、一度に潜るのは5隻までという上限が設けられているらしい。
私たちが到着したときにはちょうど5隻が埋まってしまっていたため、海上で1時間ほど待機することになり、その際に船酔いしてしまった。
どれくらい待つかはそのときのタイミングと運次第。
もともと酔いやすい体質なのであらかじめ酔い止めを飲んで参加していたが、このスポットは外洋らしくそこそこ波もあったため、待っているうちに完全に酔った。
参加する際には念のため酔い止めを飲むことを強く強くお勧めする。
あと柑橘系は胃を刺激して船酔いによくないっぽいので、ダイビングをする日の朝食はシークワーサーとかを控えた方がいいかもしれない。自分はそんなことは全く知らずに、ホテルの朝食でシークワーサージュースを飲んでしまっていた。
石垣島では沖縄らしくシークワーサージュースがいろいろなところで売られており、これがなかなか美味しくて好きだが、ダイビングの前はやめた方がいいかも。
自分は全く立つ余裕がなかったが、本当は何かにつかまりながら立った方が良かったっぽい。立っていると膝の屈伸で揺れを相殺できるので、頭をあまり揺らさずに済むので楽かもしれない。
次回は酔って動けなくなる前に立つようにする(もちろん船が停止しているタイミングで)。
あと酔った後でも上半身のウェットスーツを脱いで締め付けを緩めるとだいぶ楽になった。待機時間が長くなりそうとわかった瞬間に脱いでいればもう少し酔わずに済んだかもしれない。足首のチャックも開けて緩めた方がいい。
インストラクターさん曰く、一旦吐いてしまったほうが楽になるとのこと。動けないくらい船酔いしたら、海に向かって吐くのもあり。
次、ダイビングをする時のために船酔い対策をまとめると
①酔い止めは必ず飲んでおく
②ダイビング前の朝食に柑橘系は食べない
③待機中はウェットスーツの足首のチャックを開けて緩め、上半身は脱いでおく
④何かにつかまって立ち、揺れを膝の屈伸で相殺する
⑤動けないくらい酔ったら海に向かって吐いてしまう
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